「岩木さんはなぜ移住者受入れに熱心なのか?」
7年前から
地区の移住促進活動を
やっています。
田代地区グリーン・ツーリズム研究会代表で、
まつうら党交流公社理事、中山間地域の集落代表、
ながさき移住コンシェルジュを務める岩木さん。
令和6年に田代地区が限界集落となることに危機感を持ち、
移住促進の取り組みをスタート。
情報発信、住まいの仲介、
地区に馴染むサポートなどを行っています。
農家の仕事も忙しい中で、
なぜそのような活動を熱心に行っているのか
お話を伺いました。

自宅のログハウスを自ら建設した。
地区の行事や景観、
心の交流を守るために。
田代地区住民の平均年齢は62才。
岩木さんは「限界集落になってからでは遅い。
地区で年に1組の移住者を獲得できれば
地区が維持できる。みんなの体が動くうちに。」
と、最近ではコロナ禍の影響を考え、
地区のホームページを作り替えているそうです。
「西九州自動車道が完成すれば、
福岡のベッドタウンにもなりうる。
今後は農業の後継者を獲得し、
民泊体験や、あたたかな心の交流を守り継ぎたい。」
岩木さんの思いは地区を越えて広がり、
田代ファンや移住者を少しずつ増やしています。

42戸の地区住民で年6回集まり整備。
